みうら音楽教に入会して約2年弱の小学1年生。
先日のレッスンで、驚かされました。
とても几帳面な性格の女の子。
カバンから楽譜を出したり、筆記用具を出したりすることも丁寧。
もちろん、保護者の方がカバンから出すのではなく、本人が出しています。
これってある意味とても大切だと考えています。
自分のレッスンだという意識、また、自主性を育てることにもなります。
そんな彼女は、うまく弾けないと悔しい顔をすることもあるので、宿題を出すときは、できる限り、本人が理解できて、無理のない範囲で出すことを心掛けています。
「この曲の宿題は、音読みとリズム打ちだけ」
「右手のメロディーを弾くときは、ここまでスラーが付いているから、ここで軽く手を離そうね」
など、スモールステップで進んできました。
もちろん、次の週には宿題はしっかり取り組んでいて、必ず次へ進むことが出来ます。
先日のレッスンで、ピアノランドシリーズのプレピアノランド③の最後の曲『ポプラなみき』を宿題にしていた時の話し。
この曲は、右手のフレーズと左手のフレーズが異なる曲。
つまり、右手は2小節単位でスラーが付いているけれど、左手のフレーズは、約4小節に渡る長いスラーが付いています。
この楽譜のように弾こうと思うと、結構大変!
だから、片手ずつ弾けるようになった段階で、レッスン内で両手の合わせ方を練習していきます。
ところが、曲に取り組み始めたころにその話をしていたことを覚えていたようで、宿題を出していなくても、両手で、そして、フレーズをよく見て弾いて来てくれたんです!
あまりにも上手に弾けているので、お家でお母さんと一緒に取り組んで練習をしていたのだと思いました。
そんなことをお母さんに話したところ、「今、この子の練習は見ていないです」と言うではありませんか。
つまり、私が話していたことをしっかり覚えていて、それを自分で意識して練習をしていたんです。
もうビックリ!
これも、レッスンを始めたころから、毎日の練習に、お母さんが付き添ってくれたおかげです。
スモールステップがビッグステップになった瞬間でした♡