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ピアノの上達に褒めて伸ばすとモットーにしています

ホームページを新規に立ち上げたのを機に、保護者・生徒の声を作成することにしました。

おかげさまで、多くのご家庭から、レッスンに通っていて気づいたことや、私個人への評価もしっかりしていただけました。

その中で多かった意見が、

褒めてくれる先生

優しい先生

分からないことをトコトン丁寧に教えてくれる先生

などのご意見をいただきました。

これは、本当に嬉しい言葉でした。

 

この「みうら音楽教室」で音楽を教えていくうえで大切にしていることの一つが、褒めて伸ばす事

今の時代、スパルタで教える時代ではなくなってきたと言うこともありますが、褒めることで生徒自身にやる気が出たり、もっと褒めて欲しい、という気持ちが増えていくと思います。

それが、もっと練習して、上手に弾けるようになろう、ということにもつながっていくと考えています。

 

コンクールなどを目指す教室では、厳しいことを言って生徒に切磋琢磨して欲しい、というところもあると思います。

でも、私が目指す音楽教室は、

音楽は楽しいこと

自分の気持ちを音楽で表現できること

自分が弾きたいと思っている曲が弾けるようになること

 

コンクールを目指していないからそんなに頑張らなくてもいいかな、ではないです。

どんな曲も丁寧に表現していく事ができる生徒になって欲しいと思っています。

 

先日見たテレビで、バレーボールの元日本代表の益子直美さんがこんな話をしていました。

ある大学から、「スポーツを通して人間性を学ばせてほしい」と依頼があり、監督に就任。

それほど強いチームではなかったが、益子さんが監督になったことで徐々に強豪チームに。

欲が出て、もっと強くするために「怒り」を使って指導することに。

すると学生たちは監督である益子さんの事ばかり気にするようになり、自分で考えなくなっていった。

つまり、学生たちは自主性が無くなっていったのです。

「怒り」を使うことで、自分たちで考える事が出来なくなる。

参照元:パラサポWEB

なるほど、と思いました。

自分自身、怒られながらレッスンを受けていた過去があります。

怒られることで、やはり怒った人の表情を気にするようになり、心は委縮して、思うように弾けなくなるのです。

この経験が今の私の指導へとつながっています。

 

保護者の方たちの中には「もっと厳しくしてください」という声も、かつてはありました。

厳しくすることで、子どもたちは心を閉ざしてしまうのです。

音楽はもっと楽しいもの。

 

子どもたちに寄り添いながら、褒めて伸ばす。

そんな気持ちを共感していただける方が「みうら音楽教室」に集まってくれています。

日々感謝です。